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さすがにリ○ルバ○ターズはダメだろう

あまりイベントがどうのという話をしていると、私の理性の実在が疑われてしまうので、早めに下げておきましょうね。
話変わって、明日はゼミです。
論文は実験の手引きまで終わりました。やったね!その後のことは笑ってスルーしよう。これでも一応全体的には進んでる方だから大丈夫、私!(←言い聞かせるように)

テストや締め切りが近づくと部屋を片付けたくなる性……というのは私にはあまりありませんが、その代わりに小説が書きたくなります。そんな理由で久々に子供バンド小説が更新されました。歌詞製作編です。
実際に歌詞製作のシーンまで書こうかと思いましたが、いささか長すぎるので中途半端な所で区切り。
子供達の真の暴走は次辺りから始まります(たぶん)僕のポエムに酔うがいい!
ところで未だに子供バンドのグループ名が、某ギャルゲーのタイトルぐらいしか思いつかないんですが、どうしましょう。どなたか良いアイディアがあったら拍手でぽちっとお願いします。



私信
某三千円で風属性でターレルクの貴方>
こんな呼びかけで通じるのかと思案しつつも、まぁターレルクの名前があるから大丈夫だと私は信じてるよ……勝手に……!
しばし不通状態になっていてごめんなさいね;九割方は私の煩悩と睡眠不足のせいなので、ちょっと待ちたまえ君早まるなは良くな(ただいまアクセス不能中)
学園祭もアレも終了して落ち着いた所で、そろそろ何か来ることを覚悟してください。夢色電波で愛をお届け!



拍手返信
14日18:26の方>
ネスとマルスの支援ありがとうございまーすv私も最近奴らの戦いを本格的(?)に書いてないので寂しい頃合であります。
ところがどっこい子供バンドでマルスとぶつかる予定がありません。そのうちXキャラとの対談辺りで、二人の本領を発揮させられればいいなぁ。いいですねぇ。


続きは子供バンド小説。歌詞製作編。
閉めが中途半端なのは仕様でしてよ。ネタ切れじゃなくってよ。ええたぶん。




【Lyrical Mind】





プリンの突発的計画が発動してから二週間。これまで縁が薄かった楽器に触れるカービィ達のたどたどしい指も、乱闘場で遊んでいた時間を練習に費やすことで、見違えるほど滑らかに動くようになった。もっともそれは「初心者にしては上出来」といったレベルを凌駕しないが、即席バンドにしては良い調子だと当人達は満足している。

「いやはや、始めてみるとキーボードって面白いよね~」

談話室のソファーにふかぶかと身を沈めたカービィは、珍しく擬人化を解いて、シンプルな丸いピンク球の姿に戻っていた。マスターハンドとゼルダのどちらがかけた擬人化魔法にせよ、術者の魔力をよりしろに使う為カービィには何の負担もない。常より高い視線と大きな歩幅を得られる擬人型の方が、活動には便利そうだとネス辺りは思うのだが、当のカービィはやはり本来の姿が好きだ。仲間の頭や肩にのぼって遊べるし、何より吸引力が強い。

「ギターも慣れれば楽しいよ」

こちらは擬人型のピカチュウが、紅茶のカップの端から楽しげな笑みを覗かせる。表情に欠片も嘘偽りがないことは、柔和に細められた黒瞳から見ても明らかだ。そこにほんの一筋、狂気にほど近い暗澹たる光が鋭角に差し込んだ。

「僕もようやくピチューからリクエスト貰えるようになってね。もう嬉しいったら嬉しいったら。ただ一つ納得いかないのは、ファルコさんとセッションで、っていう条件なんだけど……うっふふふふふふふふふ」

かくかくと顎を上下させて嗤い出すピカチュウに、カービィが小さな悲鳴を上げてネスの右肩へ隠れた。不気味な美少年と向かい合って座るネスは、革張りのソファーに深く身を沈めて泰然と構えている。

「ネスティー、ピカちゃんが怖いよぅ……」
「ここ最近、スイッチ入りかけの状態が増えたよね。半ブラコンモードって名づけようか?単純すぎ?」

ネスは茶目っけたっぷりに言うが、カービィは血の気が引いて白色に近い肌をぷるぷる震わせてよこすだけだった。

「そういえばネス、ドラムの調子はどう?」
「え、ああ、練習なら上々だよ」

予告なしに素面へ戻るピカチュウにはさすがのネスも虚を突かれた。
ほんの一瞬瞠目して、すぐに余裕綽々の微笑を取り戻す。一変した空気の質を感じ取ったのか、少年の薄い肩から顔を出したカービィに最早恐れの色はない。

「ガノちゃんが、よくネスティーの部屋の窓からスティックが飛んでるの見た、って言ってた~」
「うん。いろいろ射出の方法を試してみたんだけど、スティックそのものが飛ぶんじゃなくて、中に針を仕込むタイプの方が良いんじゃないかと最近思うんだ」
「うぅん、ドラムって大変なんだね」

少年と丸球の何一つ噛み合わない会話に、先ほどまで無差別に恐怖を振り撒く存在であったピカチュウが今度は顔色を失う番だった。咄嗟に動物的な防御本能が働き、「今の発言はなかったことにしよう」と指令を下す。ピカチュウは警鐘に従うまま、己の記憶領域から会話の一端を意図的に完全排除するという離れ業をやってのけた。あまりにも密やか且つ局地的な業故に、それが他人に知られることはない。
まだ微かに動揺を残す心を落ち着けようと、ピカチュウは紅茶の香りに縋った。コーヒーの苦味になれない仲間に気を遣ってか、台所の棚には多種類の茶葉が常備されている。今日はネスが淹れたミルクたっぷりのアッサム。甘く芳醇な香りに誘われて顔を寄せた途端、背後でドバーン!と扉が開く音に、危うく鼻先を琥珀色の表面へ突っ込みかける。

「みなしゃーん、緊急任務でしゅ!」
「プリン、静かに入って来てよ……」

乙女らしからぬ勢いで扉を開いたのは、人型のプリン。桃色の髪を飾る青いリボンが風圧でひらりひらりと蝶のように踊る。一歩間違えれば鼻先を火傷するという、何とも格好がつかない事態になりかけたピカチュウは、乙女を自称する幼馴染へとぼやいた。人並みを遥かに凌駕する聴力も、役立つ時と迷惑になる時がある。プリンは「ごめんなしゃいね~」と悪びれない様子で謝罪しつつ、空いたソファーへ軽やかに座る。羽がそっと地面へ落ちるように音もない仕草は、淑女たるにふさわしい。それならば何故登場の仕方だけ粗野なのかが果てしない疑問だ。

「プーちゃん、そのCDなぁに?」
「うっふっふっふ。ついに出来たのでしゅ。イケイケゴーゴー青春バンド系のプリン作曲、その輝かしきMIDIが!」
「すごいすごーい!ところで『みでぃ』ってなぁに?」
「パソコンで打ち込んだ音楽のことだよ。にしてもプリンがMIDIに詳しかったとはね……」

いつの間にパソコンを買う程の金を貯めたのかとネスが洩らした感嘆を、別の解釈で受け止めたプリンは胸を張る。

「野望に燃える乙女に不可能などない!でしゅ」
「まさかハイラル組より早く機械に強くなるなんて、幼馴染の僕もビックリだよ」
「リン君達、人差し指でないとキーボード打てないもんね~」

正体不明のピンク球はおろか、機械文明と縁がない筈のポケモンにすら遅れを取っていると知ったハイラル出身者達が、如何な衝撃を受けるだろうか。少なくとも霊峰より高いプライドを持つ魔王にだけは告げない方がいいだろう。そう思う程度に子供達は優しく、そして残酷であった。

「まぁ、MIDIといっても主旋律だけの単純なものでしゅ。みなしゃんに渡す楽譜は、今度他の仲間にお手伝いしてもらって作りましゅから、今はいいとして」

件のデータが入ったCDを三枚、テーブルの上に並ぶ。何とはなしにCDへ手を伸ばしたネスとピカチュウの指先は、続くプリンの宣言で凍りついた。

「みなしゃんはコレを聞いて、歌詞を考えてくだしゃい」

ネスとピカチュウは戸惑いの成分をたっぷり含有した顔を上げる。語彙が極端に少ないカービィは問題外として、年の割に物分りが良すぎる二人にしても、創作力と来れば話は別だ。小説や詩を書くような趣味は生憎どちらも持ち合わせていない。

「ちょ、プリン、本気……?」
「僕、国語って苦手なんだけど」
「マルスしゃん相手にあれだけ薄ら寒い台詞を並べてる人が、何言ってましゅか。だいじょーぶ、みなしゃんならできましゅよ」

プリンは細い指を胸の前で祈るように組み合わせ、ほんの少し小首を傾げる。己の容姿をどの角度と仕草で見せれば効果的か、などという処世術はまだ持ち合わせていないだろうが、無意識の内に出来るとしたら将来大物になりそうだ。ネスはともかく幼馴染のピカチュウはぎくりと肩を竦ませた。可憐な少女から縋られて、しかし完全に悪い気はしない。国語に自信がないのは右のネスに同じだが、プリンに頼られればその場の勢いでどうにかなりそうな、根拠のない勇気が湧き上がる。

「そ、そうかな?」
「はいでしゅ!たぶんきっと奇跡っぽい確率で!」

根拠不明にして力強い勇気が急速に萎んでいく心地をピカチュウは感じていた。実際に尖った両耳が干からびたモヤシのようにしおれている。ピカチュウの種族は尻尾より耳の方が感情表現に長けるらしい。
エキサイトした感情のまま蛇足に等しい一言付け加えたプリンは、自らの失敗に気付いていない。彼女は決して間違ったことを言ってはいないのだが。





(スマブラ/子供バンド#6)
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プロフィール

紫天にょろ太

Author:紫天にょろ太
アバウトお気楽マイペース。
座右の銘は「明日できることを今日するな」。
欲しいものは知恵のトライフォース。
二次元キャラに限った人格破綻者愛好癖と慢性的睡眠不足を抱えている。治療は恐らく不可能。

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