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生存中

しばらく消息を絶っている間に、二十万の大台を超えてしまいました。嬉しいけど微妙に複雑!こんにちは、紫天にょろ太です。
さすがに三週間も行方不明になったままではアレなので、現在(PM3:30)出発時間ギリギリの状態で文字を綴っています。こんな時、ブラインドタッチスキルが役に立ちますね。

ところで二十万ヒットを記念して、密かにプチ企画が始まるらしい。
※4/26の締め切りを過ぎたので、募集ページはたたみました。
あとは企画用のページを作るばかり。今回もまた看板息子達が大暴れしてくれそうです。



ついでに一昨日の深夜、発作的に書き上げた小話を投下。
亜空本編のムービーで語られることのなかった、タブーに支配されるマスターハンドの部分を捏造してみました。結果、擬人化タブー×マスターハンドという何ともマイナーなCP風味に。
怖い者見たさな方は続きからいってらっしゃいませ~。








***




終点を取り巻く混沌の水面を破り、いとも容易く境界線を侵したその者は、見た目だけならば「ヒト」に似ていた。痩せ気味の胴体と胸部があって、左右にほっそりと細長い手足が伸びている。頼りなさげな首から上は、底無しの絶望か極度の退屈、あるいは両方をない交ぜにしたような病的な陰りがあった。

「何者だ」

白銀の創造者は露骨に顔を顰めた。常人に越えられる筈がない亜空間から訪れた者に、誰何を問うのもどことなく馬鹿らしいと、マスターハンドも内心思う。だがこれは一つの社交辞令のようなもので、同時に自分が相手を警戒している意思表示だ。

「私に名はない。否、かつては在ったかもしれない。今となっては最早どうでもいいこと」

茫洋とした、全く以って答えになっていない答え。ぼそぼそと低い呟きは、不思議とマスターハンドの耳には明瞭に届いた。

「ならば世界の領域を乱す者――"禁忌"とでも呼ぶべきか?」

どこかの世界から流れ込んだ神か、思念の集合体か。相手の正体に幾つか思い当たる節はあっても、マスターハンドにとっては正直どうでもよかった。あれは、自分が生み出し愛でている世界に突如現れた異物。本来侵してはならない暗黙の規律を破った、排すべき敵だ。地上へ降りて人々へ接触する前に、今ここで、倒さなければ。
魔道士のローブを模した長い裾が翻る。布地の端から僅かにはみ出た手の甲で、皓い光が印を刻む。昂ぶる力の気配に大気が揺れ、昏い虹色の亜空間に波紋が生まれる。
禁忌<タブー>の呼び名を冠された侵略者は、初めて顔を上げた。生気のない蒼眼の奥底に淀む、濃密な負の感情。重たく粘ついた泥のような其れは、見えない手を伸ばしてマスターハンドの全身に絡まる。悪寒が、眩暈がひどい。マスターハンドは奥歯を噛み、爪が刺さるほどきつく拳を握り締める。

「……お前がどんな修羅場を経験してきたのか知らないが、ここは私の世界で、部外者は立ち入り禁止だ。悪いがご退場願おうか」
「歓迎してくれないのか。それは悲しいな」

微塵も悲しんでいるとは思えない平坦な口調で、思案するように指を顎へ添える。
怪訝そうに睨みつけるマスターハンドの前で、青年とも呼べる顔立ちが一瞬にして幼い――善悪の判断も付かぬほどの幼子に変わった。そう見えたのは、無邪気に釣り上がった唇の端の所為か。

「じゃあ貰っていくしかない」

声はすぐ後ろから聞こえてきた。背中から布越しに、侵犯者の強烈な気配と粘着質な視線を感じる。
マスターハンドは内心の怖気と動揺を秀麗な面の中に閉ざして、腰を捻りながら無遠慮に拳を振るった。膨大な魔力と、遠心力、ついでになけなしの質量を付加した一撃。ぞむ、と柔らかい肉壁の奥に沈み、しかし反発がない。確かな攻撃が決まった喜びと、手応えのなさに寄る不安が同時に押し寄せ、ひとまず距離をとろうとマスターハンドは前へ跳ぶ。もし自分の身がヒトであったら、冷や汗の一つは掻いていただろう。フィギュアの戦士達と戦っている時のような高揚感とは程遠く、極度の緊張感しかないのだからたまらない。
重い吐息を吐きながら振り向いたマスターハンドの視界に、タブーの姿はなかった。

「な」

今度こそ隠しきれなかった感情が表面に流出する。タブーはどこへ消えたのだ?神経を尖らせ、気配を探るマスターハンドの右腕に突如締め付けられるような痛みが走った。ひゅ、と耳にこびりつく風切り音の残滓。利き腕を封じられたと自覚するより早く、更に数本の鞭状の光に四肢を絡め取られる。光に触れた部分が灼けるように熱い。どうにか光を引き千切ろうと足掻いても、焦燥の分と比例して脱力感に見舞われる。
苦渋と絶望の陰りが射したマスターハンドの横顔に、背後からタブーが唇を近付ける。手の内に収まった光鞭の先
を、見せ付けるように目の高さまで持ち上げて。

「この光は私の意思や神経と繋がっているんだ。お前は馬鹿じゃなさそうだから、わざわざ解説してやらなくても意味は分かるな?」
「貴様っ……」
「良い眼だ。実に気に入った」

尚も失われない闘争心と怒りに滾る視線を、タブーは至上の甘露を味わうような恍惚な貌で受け止めた。そして手綱で馬を操るように、鞭を握る手を引いた。

「ああああぁぁぁっ!」

身を震わせ、白い喉を仰け反らせたマスターハンドに、タブーは囁く。

「お前が創りあげた世界、命、その力。……お前の全てを貰うぞ」
「……っ、あ……」

柔らかい、蠱惑的な毒の吐息を注ぎ込まれて、マスターハンドの双眸から意思の光が消える。崩れ落ちそうになった細い身体を背後から抱きかかえると、タブーは体温の低い笑みを浮かべたまま、白銀の髪を愛おしげに撫でた。




***




(いらんおまけシアター)



クレイジー「クレイジーオールエンドフェイタルナックゥゥゥゥル!!」


ごしゃっ(※顔面に正拳突き)


タブー「ぐほっ」
マスター「クレイジー!」
タブー「貴様は破壊の手の側か……何をする!」
クレイジー「それハこっちノ台詞よ全裸解放野郎!マスターに拘束バックに言葉攻メですッて!?そンなの例えお天道サマが許しても、このクレイジー法廷デは即刻死刑よ!」
マリオ「……ってちょい待てぃ!亜空本編に出てこないクレイジーが堂々と出てきたら、まずいだろーがいろいろと!」
クレイジー「マスターの貞操を守ルためなラ、他ノことなンてどうでモいいッ!(どーん)」
マルス「いやぁ、漢前だね」
ネス「一途って言ってやれよ」
カービィ「めたきょ~ん、皆が何話してるのか全然聞こえないよぅ(耳らしき部分を塞がれている)」
メタナイト「お前にはまだ早い話だ……」
フォックス「とにかく『マスターハンド、タブーの操り人形にされる』のシーンは撮り直しだな」
クレイジー「すル必要皆無。とッととつまミだすべきヨ、こンな全裸ハゲ野郎」
マスター「だがクレイジー、ここのムービーがないと、私がガノンドロフを従えていた裏事情が分からないし……
っておい、タブー。いい加減鞭を解け」
タブー「どうせまた後で縛られるんだから良いじゃないか」
マスター「何だその理屈;」
タブー「それに無気力でぐったりしてるお前が可愛くてな。先ほどの演技など、非常にゾクゾクくる……うっくくくくく(怪笑)」
マスター「ちょ、怖い!この人本気で怖い!!;」
クレイジー「死にさラせ、全裸ハゲ蝶翅なンて一線間違えタ萌えキャラ野郎がぁぁァッ!!」
タブー「擬人化してる今は全裸ハゲじゃない!この通りフサフサだっ!」





マルス「創造者をめぐる、破壊者と禁忌の戦いか。これは見ものだね」
ネス「僕はクレイジーが勝つと思うな。五口賭けてもいいよ」
ウォッチ「私も友のよしみで、彼女に十口いきましょう」
ピーチ「じゃあ私はタブーに二十口よ!」
フォックス「そこっ!トトカルチョ始めない!」
ピカチュウ「このシーン、本当に撮り直すの?」
マリオ「……カットした方が世界の為かな」




終劇
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プロフィール

紫天にょろ太

Author:紫天にょろ太
アバウトお気楽マイペース。
座右の銘は「明日できることを今日するな」。
欲しいものは知恵のトライフォース。
二次元キャラに限った人格破綻者愛好癖と慢性的睡眠不足を抱えている。治療は恐らく不可能。

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